イベント報告 アーバンデータチャレンジ(UDC)2023 BODIK賞まとめ

2023-07-14~2024-03-09 イベント

2023年度、BODIKもUDCイベントに参加しました。今回はその報告をまとめてみます!

アーバンデータチャレンジ(UDC)2023とは

アーバンデータチャレンジは一般社団法人 社会基盤情報流通推進協議会(AIGID)が運営する「地域課題の解決を目的にした主に地方自治体を中心とする公共データを活用したデータ活用型コミュニティづくりと一般参加を伴う作品コンテスト」です。
北海道~沖縄の地域拠点が参加している全国的なコンテストとなっています。地域拠点は主に県単位のブロック参加であり、各地のシビックテック(Code for)などが数多く参加しています。UDCは2023年度で10周年を迎えます。

BODIK賞を設けた背景

BODIKも2023年度で10周年を迎えます。BODIKでは、これまで自治体から無償で使えるデータカタログサイトBODIK ODCSをはじめ、職員がオープンデータを推進する上で便利なツール類BODIK Utilityも無料で提供してきました。BODIK ODCSは300自治体のオープンデータ、BODIK ODMには国内の約6割自治体のオープンデータのメタデータが集まってきました。さらに、BODIK APIではBODIK ODCSやODMのデータを横ぐしで取得できるものになっています。
これらのBODIKのサービスをもっと知ってほしい、使ってほしいという思いもあり、全国的なコンテストであるアーバンデータチャレンジ(UDC)にBODIK賞を設けさせていただきました。


(1)2023-07-14;UDCキックオフイベント

アーバンデータチャレンジ(UDC)キックオフイベントでは、BODIK賞の説明を行いました。BODIK 賞の受賞の条件をはじめ各作品の例などを紹介いたしました。

BODIK賞受賞の条件

  • BODIK ODCSで公開されているオープンデータを使っている作品
  • BODIK APIを使っている作品
  • 作品を制作する過程で、BODIK Utilityを使っている作品
  • 例)緯度経度がないオープンデータにBODIK Utilityで緯度経度をつけた作品

資料:https://drive.google.com/file/d/1O1gMSqRXkBBKRRwo1SkVqugGX6uhXmej/view?usp=sharing

(2)2023-07-25;オープンデータを使ってみよう ~BODIK APIの使い方講座~

Code for Kyushuイベント

UDCのキックオフイベントでは時間の都合上もありAPIについて詳しい説明ができなかったため、あらためてBODIK APIについてさらに詳しい説明会を実施しました。BODIK API開発者であるISIT平野よりオンライン配信にて説明を行いました。

【主催】Code for Kyushu
【場所】福岡市のエンジニアカフェからオンライン

BODIK API説明資料へのリンク:https://drive.google.com/file/d/1O2DVQZlwTHud1OgvUZsyTvpHhDOQGDxx/view?usp=sharing

(3)2023-10-06;UDC2023 ウェビナー#1「特別賞のデータ基盤を大紹介!~10周年記念ウェビナー ~」

UDCの10周年記念イベントにおいて、さまざまなデータ基盤に関するウェビナーイベントが開催されました。この中でBODIKのデータとBODIK賞の紹介をISIT平野が行いました。

  • 「アーバンデータチャレンジとは?」アーバンデータチャレンジ2023実行委員会
  • 「G空間情報センターについて」(一社)社会基盤情報流通推進協議会(AIGID) 
  • 「BODIKのデータとBODIK賞の紹介」公益財団法人九州先端科学技術研究所 オープンイノベーション・ラボ 平野
  • 「国立国会図書館の 提供データの紹介」国立国会図書館 電子情報部 電子情報流通課 標準化推進係 村尾優子様
  • 「GTFSのデータとGTFS賞のご紹介(仮)」日本バス情報協会 太田恒平様
  • 「国土交通データプラットフォームと特別賞の紹介」国土交通省 大臣官房参事官(イノベーション)グループ 枡谷企画専門官

当日のBODIK説明資料へのリンク:https://drive.google.com/file/d/1O6Jd3WFP3doFx1t1v6MnQ8Bda3DOgnvZ/view?usp=sharing

(4)2023-11-11;UDC中間シンポジウム

アーバンデータチャレンジ 2023中間シンポジウム「10周年記念!地域におけるデータ利活用を加速させる アーバンデータチャレンジ2023@岩手」においては、【第1部:地域におけるデータ利活用を加速させる】、【第2部:地域拠点の活動-デジタルコミュニティ形成のための取組事例】といった地域活動の紹介を中心にしたシンポジウムでした。
このためBODIKとしての発表枠はなかったのですが、準備段階のODM2や、最近公開された「BODIK API使い方Javascript編」も含め、地域拠点(熊本)の活動報告の中で1分ほど宣伝をしました。

(5)2024-03-09;UDCファイナル

 中間シンポジウムのあとは作品締め切りのあと1月~2月はBODIKチームでも作品審査を行いました。BODIKメンバーの中にはUDC地域拠点コーディネーターを行っている者がおり、不公平のないよう審査室からも退室した中で厳密に審査が行われ、次のように決定いたしました。

  • 一次審査通過作品の中にBODIK作品が無かったため、BODIK賞は該当なし。
  • ただし、全作品の中から、BODIK利用のあった次の作品にBODIK奨励賞を授与 (副賞はBODIK賞副賞の一部としてギフト券1万円分を個別に配送します)

この内容も含め、UDCファイナル会場にて、ISIT坂本のほうからBODIKの紹介の中でBODIK奨励賞を発表し、後日副賞を発送しました。

UDCファイナル会場(東京大学駒場キャンパス)での様子

おめでとうございます

BODIK奨励賞

うえだ