あんしん給食管理、VLED勝手表彰で受賞

 公益財団法人九州先端科学技術研究所(ISIT)、福岡市及びLINE Fukuoka株式会社(LINE Fukuoka)は、福岡市のオープンデータを利活用した実証実験の第一弾として、小学校給食のアレルゲンおよび献立情報を福岡市LINE公式アカウントで受け取れる「あんしん給食管理」サービスを2020年8月20日から提供しています。このたび、この「あんしん給食管理」が一般社団法人オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構(VLED)の「勝手表彰」において「スポンサー賞(デジタルリスク協会賞)」を受賞しました(http://www.vled.or.jp/news/2102/210201_001586.php)。VLEDは、オープンデータやデータ活用の普及促進に貢献した優れた取組みを勝手に選んで勝手に表彰する「勝手表彰」を行っており、2013年度から始まり今年度で8回目となります。

 政府は自治体に対してオープンデータとして公開を推奨するデータを「推奨データセット」として定め、民間企業によるオープンデータを活用したサービスの創出に努めています。学校給食献立情報は推奨データセットのひとつです。今回の受賞は、「あんしん給食管理」が市民にとって有意義でわかりやすい推奨データセットの先進的な利活用事例として評価を受けたものです。

 ISITは、オープンデータの利活用を促進するためAPI開発を進めており、「BODIK DXAPI」(ボディック・ディーエックス・エーピーアイ、https://dx.bodik.jp/services/api/)として福岡市の小学校給食献立を含む14種類のオープンデータのAPIを公開しています。ISITは今後もオープンデータAPIの整備を進めるとともに、APIを活用した新しいサービスの創出にオープンイノベーションの手法で挑戦し続けます。

あんしん給食管理、VLED勝手表彰で受賞「スポンサー賞(デジタルリスク協議会賞)」