BODIK Utility(4) フォーマッタ

ISITでは、自治体様がオープンデータを公開する際の助けになるようなツール群(BODIK Utility)を開発し、公開しています。皆様のオープンデータ公開業務にお役立てください。

フォーマッタ

オープンデータのCSVを公開したけど、推奨データセットどおりになっていない。推奨データセットに合わせるにはどうしよう?とお困りではありませんか?例えば、

  • 余計な項目が含まれている
  • 足りない項目もある
  • 文字コードが「UTF-8」ではない

このようなときは「フォーマッタ」を使ってみませんか?

フォーマッタは、「指定したCSVファイルを推奨データセットの項目に揃え、UTF-8に変換する」ツールです。

フォーマッタを通すことで次のような処理が行われます。

  • 推奨データセットに定義されていない項目は、除外する
  • 推奨データセットに定義された項目がない場合は、中身をブランクとして追加する
    • ないデータを作ることはできないので、場所だけ確保(中身はブランク)します
    • データの中身の修正・登録を別途ご検討ください
  • 結果を文字コード「UTF-8」のCSVファイルとしてダウンロードする

フォーマッタの使い方

フォーマッタは以下のリンクからアクセスし、ご利用ください。

フォーマッタのURL:https://utility.bodik.jp/formatter

リンクを開くと、このような画面が表示されます。

使い方は簡単です。

  1. 左上のリストから推奨データセットの種類を選択する
    1. 未指定でも構いません。その場合、CSVをそのまま表示します。
  2. CSVを指定する方法は2つあります
    • URLを指定する
      1. 例えば、ODCSに登録されているリソースのリンクをコピーし、「ファイルのURLを指定する」に貼り付ける
      2. 「URL」ボタンを押す
    • ローカルのファイルを指定する
      1. 「CSVファイル」ボタンを押す
      2. ローカルのCSVファイルを選択する
  3. 指定したCSVファイルをグリッドに表示します
  4. CSVを指定したあとでも左上のリストで推奨データセットの種類を変更することができます
    • 指定した推奨データセットに合わせて、グリッドの項目が変化します
  5. 「ダウンロード」ボタンを押すと、その時点のグリッドの内容をダウンロードします

フォーマッタの実行例

ODCSから「AED」のリソースリンクを指定してみました。

データの種類を「未指定」で表示

指定したCSVをそのまま表示します

※「名称_カナ」の次に「名称_通称」がある

データの種類を「AED設置箇所」で表示

推奨データセットの「AED設置箇所」で定義された項目だけを表示します

※AEDには「名称_通称」は定義されていないので、「名称_カナ」の次の「名称_通称」が消え、住所になる

この状態で「ダウンロード」ボタンを押すと、推奨データセットに定義されている項目に揃ったCSVファイルに変換されてダウンロードできます。

ひらの