【イベント報告】オープンソースカンファレンス2023 Fukuokaに参加しました
2023年12月9日(土)、福岡SRPセンタービル2Fにて、オープンソースカンファレンス2023 Fukuokaが開催されました。今回の福岡開催は4年ぶりの現地開催で、BODIKチームもSOILイベントスペースでセミナーセッションを担当しました。
セミナー資料
担当したセミナー資料を公開します。
AIでオープンデータの可視化プログラムを作成してみよう!
AIと対話しながら公開された自治体のオープンデータAPI(BODIK API)を使用して可視化プログラムを作成する実演を行いました。担当は野中。
オープンデータを専門とする九州先端科学技術研究所BODIKチームからの講義です。
BODIKの説明とBODIK内にあるデータをAPIを使って取り出す仕組みのBODIK APIの説明。そして ChatGTP にBODIK APIのリクエストとレスポンスの例を示しました。
例として福岡のAEDの設置場所をBODIK APIで取得し、表に表す!その次に地図に表す!というChatGPTとのやりとりの実演を行いました!
ChatGPTとの実際の会話の履歴はこちらです。
1行もプログラムコードを書かずに、出来上がったプログラムが出力した画面です。
自治体標準オープンデータセットを一緒にみてみよう
参加者と一緒に自治体標準オープンデータセットの定義書や公開されているデータセットを見ていきました。担当は吉良。
自治体標準オープンデータセットとは、オープンデータの公開とその利活用を促進することを目的に、自治体がオープンデータに取り組むにあたり、公開を推奨するデータとフォーマット等についてデジタル庁がとりまとめたものです。
自治体標準オープンデータセットについての最新情報は、デジタル庁サイトをご確認ください。
自治体標準オープンデータセット(正式版)|デジタル庁
デジタル庁は、デジタル社会形成の司令塔として、未来志向のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を大胆に推進し、デジタル時代の官民のインフラを一気呵成に作り上げることを目指します。
福岡市人流オープンデータの分析事例
カメラから人流データを計測する方法を実演し、ISITが公開する福岡市繁華街の人流オープンデータの可視化と分析事例をご紹介しました。担当は髙野。
福岡市繁華街の人流データは、BODIK ODCS(オープンデータカタログサイト)からダウンロードできます。次のリンク先を参照。
福岡市繁華街の人流データ - データセット - CKAN
福岡市繁華街における人流データ。2022年度より、九州大学と九州先端科学技術研究所が共同で実施するAIカメラによる人流データ実証実験により収集された属性(年代・性別)付き人流データの1時間ごとの統計データ。人流データでは、日時、年、月、日、時間帯(0-...
【2コマ連続・ハンズオン】BODIK APIの使い方(Javascript編)
JavaScript からBODIK APIを利用する方法を学ぶハンズオンを行いました。
テキストエディタでJavaScriptを編集、HTMLファイルを作成してブラウザで表示を確認しました。担当は平野。
ハンズオンで用いた資料は、「BODIK APIの使い方(Javascript編)」ページからご確認ください。
BODIK APIの使い方(Javascript編)
次の3つの課題を通して、BODIK APIの呼び出し方を学びます。課題をクリックすると、それぞれの資料ページを表示します。 今回は、HTMLファイルの中に、Javascriptを直接記述します。Visual Studio […]
いずれも入門編のセッションとしてお話しさせていただきました。ご参加いただいた皆さまありがとうございました。年に1回の福岡開催ですが、もう来年が楽しみです。
きら
オープンソースカンファレンス2023 Fukuokaの概要
- イベント名:オープンソースカンファレンス2023 Fukuoka
- 会場:福岡SRPセンタービル2F(福岡市早良区百道浜2-1-22)
- 主催:オープンソースカンファレンス実行委員会
- 共催:福岡SRPセンタービル、公益財団法人九州先端科学技術研究所(ISIT)