BODIK Utility(12) BODIKエディタ 拡張機能「BODIK ODCS関連」

ISITでは、自治体様がオープンデータを公開する際の助けになるようなツール群(BODIK Utility)を開発し、公開しています。皆様のオープンデータ公開業務にお役立てください。

BODIKエディタ

オープンデータのCSVを編集することに着目したWebエディタです。別ブログでご紹介しました。

BODIK Utility(12)BODIKエディタ

ISITでは、自治体様がオープンデータを公開する際の助けになるようなツール群(BODIK Utility)を開発し、公開しています。皆様のオープンデータ公開業務にお役立てください。 BODIKエディタ オープンデータのC […]

今回は、BODIKエディタの拡張機能「BODIK ODCS関連」の使い方をご紹介します。

「BODIK ODCS関連」は、BODIK Utilityの中の「CKAN API」関連の機能をBODIKエディタに組み込んでいます。

拡張機能「BODIK ODCS関連」

拡張機能を使うと、BODIK ODCSから指定した自治体に関するメタデータを取得することができます。

  1. パッケージ一覧を取得する
  2. パッケージ&リソース一覧を取得する

自治体のオープンデータ担当者がオープンデータの公開状況を確認するのに利用することを想定します。

拡張機能「BODIK ODCS関連」の使い方

BODIKエディタは、次のリンクからアクセスし、ご利用ください

URL:https://utility.bodik.jp/bodikeditor

リンクを開くと、次のような画面が表示されます。

BODIKエディタ起動画面

画面の拡張機能にある「BODIK ODCS関連」ボタンをクリックすると、「name」列だけがある画面が表示されます。

拡張機能 BODIK ODCS関連の画面

パッケージ一覧を取得する

BODIK ODCSに登録されているある自治体のパッケージの一覧がほしいとき、BODIKエディタの拡張機能を使うと、その時点のパッケージ情報を取得することができます。

自治体のオープンデータ担当者が自分の自治体がODCSに公開しているパッケージ一覧がほしいときに使うことを想定しています。

操作手順

  1. 「アクション」から「BODIK ODCS関連」を選択する。
  2. 「パッケージ一覧用の項目を作成する」を選択して「実行」ボタンを押す。
    パッケージ一覧に必要な列が自動生成される。
  3. 「パッケージIDの一覧を取得する」を選択する。
    パラメータにパッケージ情報を取得する6桁の自治体コードを入力し、「実行」ボタンを押す。
    しばらく待つと、パッケージの数だけ、行が追加され、name列にパッケージIDが表示される。
  4. 「パッケージ一覧を作成する」を選択して「実行」ボタンを押す。
    パッケージ情報が展開されます。しばらく待ってください。

一覧には次の情報が表示されます。

列名説明
nameパッケージのname(BODIK ODCSのURLに使われる)
idパッケージのid
titleパッケージのタイトル情報
notesパッケージの説明情報
license_idパッケージのライセンス
tagsパッケージのタグリスト(セミコロン区切り)
groupsパッケージのグループリスト(セミコロン区切り)
authorパッケージの作成者
maintainerパッケージの連絡先
metadata_createdメタデータが作成された日時
metadata_modifiedメタデータの最終更新日時
num_resourcesそのパッケージに登録されているリソースの数
res_formatそのパッケージに登録されているリソースのファイル種別のリスト
パッケージ一覧の項目

福岡市のパッケージ一覧を取得した例を示します。

パッケージ一覧の例

パッケージ&リソース一覧を取得する

BODIK ODCSに登録されているある自治体のリソースの一覧がほしいとき、BODIKエディタの拡張機能を使うと、その時点のリソース情報を取得することができます。

自治体のオープンデータ担当者が自分の自治体がODCSに公開しているリソース情報までがほしいときに使うことを想定しています。

操作手順

  1. 「アクション」から「BODIK ODCS関連」を選択する。
  2. 「リソース一覧用の項目を作成する」を選択して「実行」ボタンを押す。
  3. 「パッケージIDの一覧を取得する」を選択する。
    パラメータにパッケージ情報を取得する6桁の自治体コードを入力し、「実行」ボタンを押す。
    しばらく待つと、パッケージの数だけ、行が追加され、name列にパッケージIDが表示される。
  4. 「リソース一覧を作成する」を選択して「実行」ボタンを押す。
    パッケージとリソースの情報が展開されます。
    リソースの数だけ行が追加されるので、時間がかかります。
    行が増えなくなるまで、しばらく待ってください。
  5. 「name」列でソートする。
    4では、リソース情報を追加するための行が足りなくなり、後ろの方にリソース行が追加されます。そのため、パッケージとリソースが離れてしまいます。
    name列でソートすることにより、パッケージとリソースがひとかたまりになります。

一覧には次の情報が表示されます。

列名説明
nameパッケージのname(BODIK ODCSのURLに使われる)
idパッケージのid
titleパッケージのタイトル情報
notesパッケージの説明情報
license_idパッケージのライセンス
tagsパッケージのタグリスト(セミコロン区切り)
groupsパッケージのグループリスト(セミコロン区切り)
authorパッケージの作成者
maintainerパッケージの連絡先
metadata_createdメタデータが作成された日時
metadata_modifiedメタデータの最終更新日時
num_resourcesそのパッケージに登録されているリソースの数
res_nameリソースの名前
res_descriptionリソースの説明
res_urlリソースのURL
res_formatリソースのファイル種別
res_createdリソースの作成日時
res_last_modifiedリソースの最終更新日時
res_idリソースのid
リソース一覧の項目

福岡市のリソース覧を取得した例を示します。

リソース一覧の例

ひらの