BODIK ODCSにGeoViewを追加
BODIK ODCSは、自治体がオープンデータを公開するためのオープンデータ連携基盤を、無償で提供するクラウドサービスです。
九州地区と関西地区を中心に多くの自治体にご利用いただいています。
BODIK ODCSは、複数のオープンソースソフトウェアを組み合わせて構築しているサービスになりますが、中でもデータをAPIで扱うことができるCKANがコンポーネントの中心となります。アメリカ連邦政府のオープンデータサイトであるData.govや、日本政府のオープンデータサイトであるDATA.GO.JPでもCKANが使われています。
CKANの良いところの一つとして、様々なビューが用意されていて、ファイルをダウンロードしてアプリケーションで開かなくても、データの中身をWebブラウザで事前に確認する事ができます。
ESRI Shapeファイルを登録したいので、Webブラウザーで見れるようにしてほしいという依頼があり、今回新たにGeoViewを追加しました。
ビューの表示例
https://data.bodik.jp/dataset/isit_geo_test/resource/9eae6e52-fc27-4d73-abab-c98ed6118391
座標が記載されているshp、属性情報のdbf、座標と属性情報の関係を表すshxを、ZIPでまとめたShapeファイルをアップロードしていただくと、Webブラウザーで地図上にポリゴンデータを表示して、事前にどのようなデータか確認できるようになりました。
ダウンロードしてQGISで開いたら想定していたデータと違った、という事は防げるためちょっと便利になったのではないかと思います。
BODIK ODCSは定期的に機能追加を行っていますので、テストで使ってみたいという自治体または自治体関連のコンソーシアムの方は以下のサイトからご連絡ください。