イベント報告「BODIKコミュニティSuper Live!」
ISIT設立30周年記念WEEK(2025-11-11~11-14)の中で、2025-11-13(木)に実施したBODIKフェア「BODIKコミュニティSuper Live!」の様子です。当日は現地約10名、オンライン13デバイスでした。
- BODIK ODCS(オープンデータカタログサイト)をご利用中、またはご利用を検討している自治体職員様向けのセミナー
- 各テーマ約1時間でBODIKを使っているメリットを含み、PCでハンズオンしながらご自分のものとできることを目指す
- Super Live!コンテンツ
- 13時~マップジェネレーター(ODCSで市民へ可視化しよう)
- 14時~データ連携基盤「BODIK CityOS」体験
- 15時~印刷型Excelからの脱却「BODIKエディタ」
- 16時~家庭教師型ハンズオン
- 「何でもODCS」ODCSの現在困りごとや改善要望など気軽に相談
- 「BODIKエディタ」私が持ち込むデータを使ってオープンデータ作りをしたい
- 「マップジェネレーター」自分の自治体のODCSデータから市民への地図サービスで提供したい
- 「LookerStudio」自治体のWebサイトにダッシュボード的に様々なデータをグラフや表で市民に見せたい
- 「ノーコードGlide」手軽にデータからアプリが作れる
13時~マップジェネレーター(ODCSで市民へ可視化しよう)
まずはISIT野中氏によるマップジェネレーターのお話。BODIK ODCSで位置情報(緯度経度)のあるデータを地図上にマップしたものをBODIK ODCSの各自治体さまのサイトにダッシュボードのように掲載できるものです。ODCSに標準となっているオープンデータマップの地図はGoogleですので例えば画面キャプチャーなどで広報誌などに掲載するような二次利用は厳しいですが、マップジェネレータの地図は出典明記すれば二次利用も可能な地図を使用していますので、市民や庁内にも可視化されたものを共有しやすくなっています。
資料:https://drive.google.com/file/d/1IPwKNNQnLCc6qQgfUbko9oxTVOARqyxg/view?usp=sharing
アーカイブ動画:https://youtu.be/43Oq9t7HHj8
関連動画:https://www.youtube.com/watch?v=3sce_XYvz9w&t=1200s (2025-09-11第6回Live!)
14時~データ連携基盤「BODIK CityOS」体験
ISIT平野氏によるBODIKのデータ連携基盤(Fiware)の説明とオンラインを含み各地から現在の様子を写真でデータ連携基盤へ投入いただき、リアルタイムで表示させるCityOSの体験をしていただきました。
資料:https://drive.google.com/file/d/1avTvbGOOE9gyFDlbgY1YRqFZRz0Milph/view?usp=sharing
アーカイブ動画:https://youtu.be/k-1lBpAcE3M
15時~印刷型Excelからの脱却「BODIKエディタ」
この枠も平野氏による講演です。エクセルやGoogleスプレッドシートなどでcsvファイルを読み込むと、日付や番地などが自動変換によって壊れてしまいます。本年度爆誕したBODIKエディタでは、これまでのBODIK Utilityで提供していた緯度経度調整に特化したジオコーダーや、連結住所を自動分割する住所正規化、形式チェックを行うフォーマッタやジェネレータなどの機能を網羅して、自治体標準オープンデータセットを作りやすくしています。
このたび、従来の機能に加え、ヘッダ行が複数行あったり右側に年度データが増えていくような人が見やすい表形式のデータ(例えば統計データなど)から項目名のヘッダを1行とするオープンデータ形式に変換するスクリプト機能などを追加し、大幅に強化されている部分の紹介も行っています。
資料:https://drive.google.com/file/d/1GV7-pecIsKoPBMzzqHcA9ckVYQ-FQHjq/view?usp=sharing
アーカイブ動画:https://youtu.be/QBatmoYr1IM
関連動画:https://youtu.be/j820EZ8gMo4 (2025-05-08第二回Live!)
16時~家庭教師型ハンズオン
ここからの1.5時間は、現地参加者には、各テーマ別の個別テーブルで、講師とマンツーマンで詳しい説明を聞くことができるハンズオン講習となります。「ODCS」、「BODIKエディタ」、「マップジェネレーター」、「LookerStudio」、「ノーコードGlide」です。
各テーブルをまわることも可能ですが、詳しく聞きたかったんですよ、という声もいただき、ほぼフル時間同じテーブルで詳しいレクチャーを受けていただいた熱心な職員さんもおられました。

番外編
当日会場に参加いただいた方には、BODIKコミュニティTシャツをお送りしました。オープンデータを推進してデジタル社会を目指すコミュニティ、いっしょに進めてまいりましょう!

BODIKフェア「BODIKコミュニティSuper Live!」ご参加を頂き、まことにありがとうございました!

うえだ


