BODIKエディタのマニュアル
このページは、BODIK Utilityの BODIKエディタ のマニュアルです。
目次
機能の説明
- 列データ編集1
列データを編集する簡単な機能群 - 列データ編集2
列データを編集するちょっと便利な機能群 - 列操作
列に関する機能群 - 行操作
行を増減する機能群 - BODIK Utility機能等
BODIK Utilityなどの機能群 - セルエディタ
グリッドのセル編集に関する機能群 - 自治体標準ODSセレクタ
自治体標準ODSで定義されている予約語のセレクタをセットする機能群 - CKAN関連
CKAN(BODIK ODCS)の情報を取得する機能群 - Webページから情報取得
Webページから情報を取得する機能群 - WebAPI(試験的実装)
外部のWebAPIを呼び出す。
機能の説明
列データ編集1
クリアする
機能
選択した列のデータをクリアする。
パラメータ
なし
文字列をセットする
機能
選択した列に固定の文字列をセットする。
パラメータ
パラメータ1:セットする文字列を入力する。
他の列の値をセットする
機能
選択した列に他の列のデータをコピーする。
パラメータ
列選択:コピー元の列を選択する。
他の列にコピーする
機能
選択した列のデータを他の列にコピーする。
パラメータ
列選択:コピー先の列を選択する。
先頭に文字列を追加する
機能
選択した列の各セルの先頭に固定の文字列を追加する。
パラメータ
パラメータ1:追加する固定の文字列を入力する。
最後に文字列を追加する
機能
選択した列の各セルの最後に固定の文字列を追加する。
パラメータ
パラメータ1:追加する固定の文字列を入力する。
先頭に他の列を追加する
機能
選択した列の各セルの先頭に他の列のデータを追加する。
パラメータ
列選択:追加する列を選択する。
最後に他の列を追加する
機能
選択した列の各セルの最後に他の列のデータを追加する。
パラメータ
列選択:追加する列を選択する。
他の列と比較する
機能
選択した列と指定した列のデータを比較する。
パラメータ
列選択:比較対象の列を選択する。
説明
比較結果を _RESULT列に表示する。同じ場合は「OK」、異なっている場合は「NG」が _RESULT列にセットされる。
_RESULT列がない場合は、「列を追加する」を使って _RESULT列を追加しておくこと。
列データ編集2
クリップボードにコピーする
機能
選択した列のデータをクリップボードにコピーする
パラメータ
なし
クリップボードからペーストする
機能
選択した列にクリップボードからペーストする
パラメータ
なし
0埋めする
機能
選択した列のデータを0埋めする
パラメータ
パラメータ1:桁数分の「0」を記入する。例:6桁0埋めの場合、「000000」
改行を除去する
機能
選択した列のデータの中にある改行を除去する。
パラメータ
なし
説明
Excelなどで作成したCSVで、セル内改行が含まれているデータから改行を除去する時に使用する。
置換する
機能
選択した列のデータの文字列を置き換える。
パラメータ
パラメータ1:置き換える前の文字列を入力する。
パラメータ2:置き換える後の文字列を入力する。
説明
置き換える前の文字列が複数含まれている場合、最初の1箇所だけを置き換える。
正規表現で置換する
機能
選択した列のデータの文字列を正規表現を使って置き換える。
パラメータ
パラメータ1:置き換える対象を正規表現で入力する。
パラメータ2:置き換える後の文字列を入力する。
説明
置き換える前の文字列が複数含まれている場合、すべて置き換える。
ひらがなをカタカナに変換する
機能
選択した列のデータのひらがなをカタカナに変換する。
パラメータ
なし
和暦を西暦に変換する
機能
選択した列のデータが和暦の場合、西暦(yyyy-mm-dd)に変換する
パラメータ
なし
日付(yyyy-mm-dd)に整形する
機能
選択した列のデータを西暦の日付とみなして、「yyyy-mm-dd」の形式に整形する。
パラメータ
なし
時刻(hh:mm)に整形する
機能
選択した列のデータを時刻とみなして、「hh:mm」の形式に整形する。
パラメータ
なし
列操作
列を追加する
機能
新しい列を追加する。
パラメータ
パラメータ1:新しい列の名前を入力する。
説明
新しい列は一番最後に追加される。
列を非表示にする
機能
選択した列を非表示にする。
パラメータ
なし
説明
列は非表示になっただけで、データとしては存在している。参照したり、再び表示することができる。
列を表示する
機能
選択した列を表示する。
パラメータ
列選択:列を選択する。
説明
非表示にした列を復活させるときに使う。
全列を非表示にする
機能
すべての列を非表示にする。
パラメータ
なし
全列を表示する
機能
すべての列を表示する。
パラメータ
なし
オリジナル列を非表示にする
機能
列グループが「オリジナル」の部分を非表示にする。
パラメータ
なし
説明
自治体標準ODSとして表示しているとき、元のCSVに存在したが自治体標準ODSには定義されていない項目を非表示にするときに使用する。
オリジナル列だけを表示する
機能
列グループが「オリジナル」の部分だけを表示する。
パラメータ
なし
説明
自治体標準ODSとして表示しているとき、元のCSVに存在したが自治体標準ODSには定義されていない項目だけを表示するときに使用する。
データ型を文字列にする
機能
選択した列のデータ型を「文字列」にする。
パラメータ
なし
説明
グリッドの機能でソートするとき、文字列としてソートする。(デフォルトの状態)
データ型を数値にする
機能
選択した列のデータ型を「数値」にする。
パラメータ
なし
説明
グリッドの機能でソートするとき、数値としてソートする。
行操作
行をコピーする
機能
選択した行のコピーを追加する
パラメータ
なし
行を追加する
機能
新しい行を追加する
パラメータ
なし
説明
なにもデータのないブランクな行が追加される。
行を削除する
機能
選択した行を削除する。
パラメータ
なし
説明
削除した行は元に戻すことができない。
BODIK Utility機能等
バリデータ
機能
表示しているデータを「自治体標準ODS」のデータとみなして、自治体標準ODSの定義と照らし合わせて、修正点などをレポートする。
パラメータ
なし
説明
左のメニューから実行するアクションではなく、「オープンデータ作成支援」画面で「自治体標準ODS」を選択したときに表示される「バリデータ」ボタンを押すことで、「BODIK Utility」の「バリデータ」を実行する。
バリデータのチェック結果は別ウィンドウに表示する。チェック結果を参照して、CSVの品質を向上させてください。
地図を表示する
機能
「緯度」「経度」が存在するとき、地図を表示し、緯度経度で示される場所にマーカーを表示する。
パラメータ
なし
説明
マーカーをクリックすると、選択した列のデータをポップアップに表示する。
住所を緯度経度に変換する
機能
「緯度」「経度」のデータがない場合、選択したセルのデータを住所とみなし、住所から緯度経度に変換し、マーカーを表示する。緯度経度のデータがある場合、その場所にマーカーを表示する。
パラメータ
なし
説明
この機能は外部の無料のジオコーディングAPI(Geolonia社提供)を利用する。
「実行」ボタンはない。選択した列の一括処理ではなく、選択したセルに対して、そのセルのデータを住所とみなして、住所から緯度経度に変換する。
制約
無料のサービスであるため、住所から緯度経度への変換精度が十分ではない。そのままでは対象の正しい位置を示せていない。
マウスでマーカーをドラッグして微調整する必要がある。
住所を正規化・分割する
機能
選択したセルのデータを住所とみなして、住所を正規化し、自治体標準ODSで定義された「都道府県」「市区町村」「町字」「番地以下」に分割し、「所在地_連結表記」に結合する。
パラメータ
なし
説明
この機能は外部の無料の住所正規化API(Geolonia社提供)を利用する。
「実行」ボタンはない。選択した列の一括処理ではなく、選択したセルに対して、そのセルのデータを住所とみなして、正規化と分割を行う。
住所を外部のAPIに渡し、正規化・分割する。分割結果を自治体標準ODSの各項目にセットする。
- 所在地_都道府県
- 所在地_市区町村
- 所在地_町字
- 所在地_番地以下
分割した各要素を連結して「所在地_連結表記」にセットする
住所を郵便番号に変換する
機能
選択したセルのデータを住所とみなして、住所から郵便番号に変換する。
パラメータ
なし
説明
この機能は外部の無料の郵便番号API(合同会社ハトライズ提供)を利用する。
「実行」ボタンはない。選択した列の一括処理ではなく、選択したセルに対して、そのセルのデータを住所とみなして、郵便番号に変換する。
住所から変換した郵便番号を「郵便番号」列に書き出す。APIが変換できなかった場合は「ERROR」と表示される。
URLを表示する
機能
選択したセルのデータをURLとみなし、別ウィンドウでURLを表示する。
パラメータ
なし
説明
選択した列の一括処理ではなく、選択したセル個別の処理となる。
URLで指定したファイルがダウンロードされる場合がある。特にURLで指定した画像ファイルを表示したい場合は、次の「URLの画像を表示する」を使用する。
URLの画像を表示する
機能
選択したセルのデータを画像ファイルのURLとみなし、別ウィンドウで画像を表示する。
パラメータ
なし
説明
選択した列の一括処理ではなく、選択したセル個別の処理となる。
URLのリンク切れをチェックする
機能
選択したセルのデータをURLとみなし、リンク切れを確認する。
パラメータ
なし
説明
リンク切れの確認結果を「_RESULT」列に表示する。「_RESULT」列がない場合は、「列を追加する」を使って「_RESULT」列を追加しておくこと。
スクリプトを実行する
機能
スクリプトを使って、機能を自動実行する。
パラメータ
スクリプト域:スクリプトコマンドを記述する。複数行入力可能。
説明
16個(スクリプト番号:0〜15)のスクリプトを記録することができる。
スクリプト域に記述したスクリプト文を「実行」ボタンで実行する。
セルエディタ
テキストエディタを設定する(標準)
機能
セルを編集するとき、標準のテキストエディタを使用する。
パラメータ
なし
説明
セルをダブルクリックすると、セル内で入力できるようになる。
ラージテキストエディタを設定する
機能
セルを編集するとき、ラージテキストエディタを使用する。
パラメータ
なし
説明
セルをダブルクリックすると、複数行表示できる入力用のポップアップが表示される。
テキストセレクタを設定する
機能
セルに文字列を設定するとき、決められた候補の中から選択するセレクタを使用する。
パラメータ
パラメータ1:セレクタに表示する単語をカンマ区切りで指定する。
例:りんご,みかん,いちご,すいか
説明
セルをダブルクリックすると、セル内にセレクタが表示される。
自治体標準ODSセレクタ
セルに入力するデータを自治体標準ODSの仕様書に記載されている予約語の中から選択するセレクタを設定する。
文化財の文化財分類(単一)セレクタを設定する
機能
セルに入力するデータを自治体標準ODSの仕様書「文化財一覧」の「文化財分類」で定められた予約語のセレクタを設定する。
パラメータ
なし
説明
仕様書では、定められた予約語の中から複数指定可能になっているが、ツールの機能として単一選択になる。複数の文化財分類を記載するときは、手入力でお願いします。複数記載する場合は「;」(半角のセミコロン)で区切ります。
文化財の種類セレクタを設定する
機能
セルに入力するデータを自治体標準ODSの仕様書「文化財一覧」の「種類」で定められた予約語のセレクタを設定する。
パラメータ
なし
子育て施設の種別セレクタを設定する
機能
セルに入力するデータを自治体標準ODSの仕様書「子育て施設一覧」の「種別」で定められた予約語のセレクタを設定する。
パラメータ
なし
介護サービス事業所の実施サービス(単一)セレクタを設定する
機能
セルに入力するデータを自治体標準ODSの仕様書「介護サービス事業所一覧」の「実施サービス」で定められた予約語のセレクタを設定する。
パラメータ
なし
説明
仕様書では、定められた予約語の中から複数指定可能になっているが、ツールの機能として単一選択になる。複数のサービスを記載するときは、手入力でお願いします。複数記載する場合は「;」(半角のセミコロン)で区切ります。
医療機関の種類セレクタを設定する
機能
セルに入力するデータを自治体標準ODSの仕様書「医療機関一覧」の「種類」で定められた予約語のセレクタを設定する。
パラメータ
なし
医療機関の災害拠点分類セレクタを設定する
機能
セルに入力するデータを自治体標準ODSの仕様書「医療機関一覧」の「災害拠点分類」で定められた予約語のセレクタを設定する。
パラメータ
なし
消防水利施設の種別セレクタを設定する
機能
セルに入力するデータを自治体標準ODSの仕様書「消防水利施設一覧」の「種別」で定められた予約語のセレクタを設定する。
パラメータ
なし
食品等営業許可の営業の種類セレクタを設定する
機能
セルに入力するデータを自治体標準ODSの仕様書「食品等営業許可・届出一覧」の「営業の種類」で定められた予約語のセレクタを設定する。
パラメータ
なし
食品等営業許可の営業の種類(R3以降)セレクタを設定する
機能
セルに入力するデータを自治体標準ODSの仕様書「食品等営業許可・届出一覧」の「営業の種類(R3以降)」で定められた予約語のセレクタを設定する。
パラメータ
なし
食品等営業許可の申請区分セレクタを設定する
機能
セルに入力するデータを自治体標準ODSの仕様書「食品等営業許可・届出一覧」の「申請区分」で定められた予約語のセレクタを設定する。
パラメータ
なし
有無セレクタを設定する
機能
セルに入力するデータを自治体標準ODSの仕様書の「有無」で定められた予約語のセレクタを設定する。
パラメータ
なし
可否セレクタを設定する
機能
セルに入力するデータを自治体標準ODSの仕様書の「可否」で定められた予約語のセレクタを設定する。
パラメータ
なし
CKAN関連
CKANからパッケージ一覧とリソース一覧を取得する。次の手順で実行する。
- あらかじめ、「パッケージ一覧用の列」あるいは「リソース一覧用の列」を作成する。
- 「パッケージIDの一覧を取得する」
- パッケージIDが取得できたら、「パッケージ一覧」あるいは「リソース一覧」を作成する
パッケージ一覧用の列を作成する
機能
CKANから取得したパッケージ一覧情報を表示するための列を追加する。
パラメータ
なし
リソース一覧用の列を作成する
機能
CKANから取得したリソース一覧情報を表示するための列を追加する。
パラメータ
なし
パッケージIDの一覧を取得する
機能
指定した自治体のパッケージIDの一覧をCKANから取得する。
パラメータ
パラメータ1:6桁の自治体コードを入力する。
説明
この後、「パッケージ一覧を作成する」あるいは「リソース一覧を作成する」を実行する。
「name」列を選択した状態で、コマンドを実行する。
パッケージ一覧を作成する
機能
選択した列を「パッケージID」とみなして、そのパッケージIDのパッケージ情報をCKANから取得し、展開する。
パラメータ
なし
リソース一覧を作成する
機能
選択した列を「パッケージID」とみなして、そのパッケージIDのパッケージとリソース情報をCKANから取得し、展開する。
パラメータ
なし
説明
パッケージIDが記載されていた行はパッケージ情報だけを表示し、リソース情報宇含む行は後ろに追加される。パッケージ情報とリソース情報が離れてしまうので、処理完了後、「name」列でソートすることで、パッケージ情報とリソース情報を並べて表示することができる。
Webページから情報取得
スクレイプ技術を使って、Webページから情報を抜き出す。
Webページからリソースを抜き出す
機能
指定したURLから「アンカータグ(<a>)」を抽出し、そこにリンクされているリソース情報を抜き出す。
パラメータ
パラメータ1:解析するWebページのURLを入力する。
説明
選択された列に抜き出した情報をJSON文字列として書き込む。
処理完了後、「JSONに定義されている列を作成する」を実行すると、自動的に必要な列が追加されてJSONの情報が展開される。
Webページからイメージを抜き出す
機能
指定したURLから「イメージタグ(<img>)」を抽出し、そこにリンクされているリソース情報を抜き出す。
パラメータ
パラメータ1:解析するWebページのURLを入力する。
説明
選択された列に抜き出した情報をJSON文字列として書き込む。
処理完了後、「JSONに定義されている列を作成する」を実行すると、自動的に必要な列が追加されてJSONの情報が展開される。
Webページからテーブルを抜き出す
機能
指定したURLから「テーブルタグ(<table>)」を抽出し、表形式のデータを抜き出す。
パラメータ
パラメータ1:解析するWebページのURLを入力する。
パラメータ2:tableタグのクラスを指定する。(任意)
説明
選択された列に抜き出した情報をJSON文字列として書き込む。
処理完了後、「JSONに定義されている列を作成する」を実行すると、自動的に必要な列が追加されて抜き出したテーブル情報が展開される。
項目列が異なる複数のテーブルが存在する場合、行ごとに該当する列にのみデータが表示される。
JSONに定義されている列を作成する
機能
選択した列のデータをJSON文字列とみなし、JSONに存在するキーを列として自動的に追加する。
パラメータ
なし
説明
選択された列に抜き出した情報をJSON形式で書き込む。
処理完了後、「JSONに定義されている列を作成する」を実行すると、自動的に必要な列が追加されてJSONの情報が展開される。
WebAPI
試験的な機能として実装している。
データの収集及び加工(変換)に外部のWebAPIを使うことで拡張性が期待できる。通常、WebAPIの実行結果はJSON形式の文字列で返される。
また、今回、グリッド表示に使う「AG-Grid」は、「辞書」形式のデータを行のデータとし、その辞書のキーに相当する列に辞書のデータが表示される。
辞書はJSON形式の文字列として表現できるため、WebAPIの実行結果と親和性がある。うまく使うことで、データ加工の可能性が広がることを期待している。
BODIK APIを呼び出す
機能
URLで指定したBODIK API(GET型)を呼び出す。
パラメータ
パラメータ1:BODIK APIのURLを入力する。
説明
URLの中に変数を指定する場合、変数名を { } で囲む。その変数の値は行データの中から取り出す。複数の変数を指定することができる。
例えば、BODIK APIで「公共施設一覧」を取り出す場合、パラメータの「municipalityCode」に自治体コードを指定すると、その自治体のデータを抽出することができる。グリッドの「自治体コード」列に自治体コードが記載されている場合、次のようなURLを入力すれば良い。
https://wapi.bodik.jp/public_facility?maxResults=10&select_type=data&municipalityCode={自治体コード}
機能には次の「WebAPIを呼び出す」と同じである。「WebAPIを呼び出す」の「制約」に書かれているように、必要な部分を取り出すのに若干の手間が必要になる。BODIK APIの場合、APIの実行結果の構造がわかっているので、実行結果から必要な部分(「properties」の配列)だけを取り出す処理を組み込んでいる。
WebAPIを呼び出す
機能
URLで指定した外部のWebAPI(GET型)を呼び出す。
パラメータ
パラメータ1:外部WebAPIのURLを入力する。
説明
URLの中に変数を指定する場合、変数名を { } で囲む。その変数の値は行データの中から取り出す。複数の変数を指定することができる。
例えば、外部WebAPIのURLが「https://api.com」、パラメータとして「住所」列のデータを渡したい場合、次のようなURLを入力する。
https://api.com?address={住所}
制約
WebAPIの実行結果のJSONをそのまま返す。そのままでは利用できない場合、下に示す機能を使って、実行結果の中から必要な情報を取り出す必要がある。
- 辞書から値を取り出す
- 配列から要素を取り出す
辞書から値を取り出す
機能
指定した列にJSON形式の辞書データが格納されている場合、パラメータで指定したキーの値を取り出す。
パラメータ
列選択:JSON形式の辞書が格納されている列を選択する。
パラメータ1:辞書から取り出す「キー」名を入力する。
配列から要素を取り出す
機能
指定した列にJSON形式の配列データは格納されている場合、配列からパラメータで指定した番号のデータを取り出す。
パラメータ
列選択:JSON形式の配列が格納されている列を選択する。
パラメータ1:配列から取り出す要素の番号を入力する
文字列を配列JSONに変換する
機能
選択した列の文字列を区切り文字で分割しては配列に変換し、JSON文字列としてセットする。
パラメータ
パラメータ1:区切り文字を入力する。
JSONを行データにセットする
機能
選択した列にJSON文字列で表された辞書データがセットされている場合、その辞書データを行のデータとしてセットする。
パラメータ
なし
説明
行データを書き換えることで、行データの辞書にあるキー名の列にデータが表示されるようになる。
行データをJSONに変換する
機能
行のデータをJSON文字列に変換して、セルに格納する。
パラメータ
なし
配列を行に展開する
機能
選択した列に配列データがセットされている場合、その配列の要素数に応じて行を複製し、配列の各要素を振り分ける。
パラメータ
なし
本ツールが利用する外部API
本ツールは外部のAPIサービスを無料の範囲内で利用しています。無料で使える、ありがたいサービスです。いつまでも使えることを希望します。
しかし、一度に大量のリクエストを実行すると外部のAPIサーバーが高負荷になり、無料利用ができなくなる恐れがあります。
本ツールでは1回あたりの外部APIの実行を100件に制限しています。連続して実行することは可能ですが、少し間をあけるなど、節度を守ってご利用ください。

